フランクミュラー・カサブランカのオーバーホールです。プラチナローター仕様の綺麗な機械は部品交換修理の必要はありませんでした。ガタついていたブレスの不具合も解消し外装は新品仕上げをして完成です。

　FRANCK MULLER

	フランクミュラーカサブランカのオーバーホールと新品仕上げです。ブレス（ベルト）と本体がガタついているのでそれも修理します。この時計のバネ棒は取付部分がちょっと曲がっていて特殊な形状をしています。
	ブレスを外すとラグの間がかなり汚れています。裏蓋はネジ4つで留めるタイプなのですがこのネジがダメになっているケースが非常に多くその場合はネジを別作しないとなりません。
	トノー型で有名なフランクミュラーですが内部の機械は円いのでスペーサーが必要となります。同じカサブランカのかなり大型のモデルでもスペーサーが大きいだけで機械は一緒です。
	機械は2892-A2ですが自動巻きローターはプラチナを使用しています。プラチナは非常に比重が重い金属なので回転効率が高いと思います。
	しばらくオーバーホールをしていないと見た目は綺麗でも内部は汚れています。
	機械は全て分解して洗浄します。
	新品仕上げでキズ一つなくなったケース（本体）とブレスです。
	オーバーホール	24,000円
	ゼンマイ交換	18,000円