ロレックス・エクスプローラーⅡ（Ref.16570T）の修理・オーバーホールです。cal.3186は時針を独立して回す際によく日の裏車のスプリングが破損しますので改良の余地があります。

　ROLEX

	ロレックスエクスプローラー（ROLEX Ref.16570T）の修理・オーバーホールです。何故か短針だけ動かないという症状です。
	機械はROLEX cal.3186です。旧型のcal.3185との違いはひげゼンマイがパラクロム製になっただけではありません。
	文字盤を外すとcal.3185とはかなり違います。
	cal.3185の時は短針をパチパチと独立して動かす際にこの部品が使用されていました。
	新型のcal.3186はこのような感じになっています。整備性は落ちたような気がします。
	赤い↑のスプリングが破損していました。この時計を修理している期間に全く同じ症状で同じ型番の時計の修理依頼があったところをみると、この部分は改善した方がいいのではないかと思います。
	オーバーホール	24,000円
	部品交換	9,000円