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浸水してしまったロレックス・GMTマスターUのオーバーホール(要サビの除去)です。

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 ROLEX

◇ GMTマスター case001

GMTマスターUの修理前画像 ロレックス GMTマスター2(ROLEX Ref.16710)の修理・オーバーホールです。
リューズを閉め忘れて温泉に入ってしまい浸水してしまったとのことで持ち込まれました。
時計は動いている状態でしたが、海水や温泉の場合は止まりになっているともう機械がダメになっている場合が多いです。
手でゼンマイを巻いてみて切替車の感触を確かめましたが大丈夫そうです。
機械の画像 機械には水気が残っていない状態でしたが所々すでにサビが見られます。
浸水した量が少なかったのでしょうか。ただサファイア風防の内側にはまだかなり水気が残っています。
自動巻きユニットの画像 自動巻きユニットを外すとローターの裏に若干のサビが見られますが、これは比較的楽に落とせそうです。
赤い色の切替車は浸水するとダメになりやすい部品ですが今回は無事でした。
切替車はいくつかの部品で構成される複雑な部品ですので交換の場合は非常に高価です。
字盤と針の画像 ケースから機械を抜いたところ、文字盤と針は無事でした。
通常浸水すると文字盤や針にも水滴がついてシミになったりするので今回は非常にラッキーだったと言えます。
一番受けの画像 一番受けネジの頭にサビが見られますが見た目ほどダメージがなく、テンプ受け横の部品を留めるネジと同様にサビを落して磨いての対応となりました。
テンプ受け横の部品の画像 テンプ受け横の部品は薬品を使いサビを落しました。
ローターの画像 ローターも同様に薬品を使いサビを落しました。
薬品は何種類かあるのですが、部品の素材によって使い分けが必要で間違えると余計に状態が悪くなります。
分解洗浄後の画像 全て分解・洗浄されたROLEX cal.3185。
機械の画像 振りもかなり出ていて良い状態になりました。
GMTマスターUの整備後の画像 オーバーホール 24,000円
ゼンマイ交換 5,000円
サビ取り 5,000円