ロレックス・GMTマスター（Ref.1675）のオーバーホールです。機械に入る文字盤の足が折れていたので修理しました。オーバーホールをして外装は新品仕上げをし、キズが取れない風防は交換しました。

　ROLEX

	ロレックス GMTマスター（ROLEX Ref.1675）の修理・オーバーホールと新品仕上げです。症状はダイアル（文字盤）のズレと、たまに止まりになるという状況です。
	機械はROLEX cal.1570です。非常に綺麗に見えますが、分解していくとかなりヒドいことになっていました。
	機械に固定するためのダイアル（文字盤）の足が2本とも折れています。
	折れた足は機械に残ったまま。これではダイアル（文字盤）が動いてしまいます。
	機械に残っている足を摘出してダイアル（文字盤）に再設置します。これでズレることはありません。
	分解していくと、ゼンマイが入った香箱車と呼ばれる部品から、おびただしい量の汚れたオイルが漏れていました。
	香箱車もちゃんと組み立てられていなかったので、一番受けを外しても抜けませんでした。
	全て分解して洗浄します。
	新品仕上げされたされたケース（本体）です。
	風防（ガラス）の縁にあった深いキズは研磨で取り切れなかったので新品に交換します。
	新品仕上げされたブレス（バンド）です。
	防水テストも問題なしです。
	オーバーホール	29,000円
	文字盤足設置	5,000円
	新品仕上げ	17,000円
	風防交換	4,000円